この記事ではLP制作をフリーランスに依頼する相場と、見極めるべきポイントからメリット・デメリットまで網羅してお伝えします。
- LPをフリーランスに依頼したら相場はいくら?
- 代理店かフリーランスか、結局どっちが良いの?
- どんなフリーランスに依頼したら失敗しないの?
こんなお悩みはありませんか?
セールスライターとして5年・今は現役WEBデザイナーとして活動している私も、お客様からよく同じご質問をいただくので、悩むお気持ちはとてもよく分かります。
集客も軌道に乗ってきたしLPは作ってみたいけど、予算はそこまでかけられないし、失敗もしたくない…
そんな方に向けてこの記事ではLP制作費用の相場を、依頼先や作業範囲などを含めて一覧表にしました。
事前に相場を知っておけば、見積もりをもらうときも大体の金額が把握できます。
さらに、LP制作を依頼するときに知っておきたい以下の内容もお伝えします。
- LP制作費用の内訳
- フリーランスと代理店できることの違い
- フリーランスに依頼するときのメリットデメリット
- フリーランス選定のポイント
- 成功するLP制作のポイント
LP制作費用は、依頼先や作業範囲によって大きく異なります。
LP制作で失敗したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
LP制作費用フリーランスと代理店の相場は?
LP制作相場 | LP制作の目的 | 依頼できる作業範囲 | 主な発注先 | LP制作期間 | 制作後のサポート |
---|---|---|---|---|---|
5万円〜 10万円 | 最低限の格安LP制作 | デザイン(テンプレート) コーディング 公開 | フリーランス 小規模のLP制作会社 | 1週間〜1ヶ月 | なし |
10万円〜30万円 | ターゲットに合わせたデザイン性の高いLP制作 | デザイン(オリジナル) コーディング 公開 構成案(一部) | フリーランス 中小規模のLP制作会社 | 2週間〜2ヶ月 | オプション |
30万円〜60万円 | ターゲットに合わせたデザインと構成のLP制作 | デザイン(オリジナル) コーディング 公開 構成案 戦略設計 競合調査 | 中小規模のLP制作会社 | 1ヶ月〜2ヶ月 | オプション |
60万円〜 | WEBマーケティングを含めたCV率の高いLP制作 | デザイン(オリジナル) コーディング 公開 構成案 戦略設計 競合調査 コンサル | 中小規模のLP制作会社 大手のLP制作会社 | 2ヶ月〜3ヶ月 | あり |
LP制作費用は目的によって変わりますが、一般的なLP制作なら20万円〜30万円が多いです。
フリーランスの相場は5万円〜30万円なので、一般的なLP制作であれば依頼可能なことが多いと思います。
ただ、代理店よりも金額やスキルがまちまちなので、依頼先を選ぶときはいくつか確認してほしいことがあります。
詳しくは下で紹介しているLP制作フリーランス選定のポイントを参考にしてください。
LP制作は、競合調査やセールスライティング、公開後の運用改善まで依頼すると費用は高くなります。
例えば、LP制作だけでなくマーケティングも依頼するとなると、時間や人手も必要なので費用は80万円〜100万円ほどかかることもザラにあります。
反対にテンプレートのデザインとコーディングのみで、構成案やセールスライティング、運用などを社内で対応できる場合は、比較的安価で済ますことが可能です。
社内でどこまで対応できるか検討してからどこまで依頼するか決めるとスムーズです。
LP制作費用の内訳!コーディングは含まれる?
LP制作費の内訳には、主に以下の項目があります。
- 素材・撮影費、原稿費
- デザイン
- コーディング
- 戦略設計・競合調査
- 構成案作成
- コンテンツのボリューム
- ライティング
- レスポンシブ対応
- 公開
- 運用・改善
LP制作を依頼すると、ほとんどの場合『デザイン・コーディング・公開』は含まれた金額で提示されています。
コーディングとは…
簡単に言うと、LPのデザインを実際にインターネット上で機能するようにプログラミングする作業のことです。
コーディングによって、私たちが普段インターネットで見ているキレイなページや、クリックすると反応するボタンなどが作られています。
ただし、オリジナルデザインや複雑なコーディングが必要な場合は追加料金がかかることもあります。
LP制作費用を少しでも抑えたいと考えている場合は、社内でできる作業を洗い出しておきましょう。
LP制作フリーランスと代理店でできることの違い
フリーランスと代理店では、できることにこのような違いがあります。
フリーランスは基本的にひとりですべての業務をこなすことが多いため、個別の要望を聞きやすかったり、コミュニケーションがとりやすく連携しやすいです。
一方で代理店に依頼する場合は、専門家がチームで対応することが多いため、総合的なサービスを一括で依頼することができます。
予算や必要なサービスの範囲によって使い分けましょう!
LP制作フリーランスに依頼するメリットデメリット
LPの依頼内容によっては、LP制作をフリーランスへお願いすることもできます。
ただ「個人に仕事を頼むのはちょっと不安…」と感じる人もいるかもしれません。
そこでLP制作をフリーランスに依頼する場合、どんなメリットやデメリットがあるかまとめました。
メリット
- コストを抑えられる
- コミュニケーションがとりやすい
- 要望に柔軟に対応してくれる
- 新しいスキルやトレンドに敏感
フリーランスは個人でプロジェクトを受注することがほとんどのため、代理店と比較してコストを抑えることができます。
直接コミュニケーションをとるため、意思決定やフィードバックもスムーズに行え、関係性が深まることで要望も伝えやすくなります。
また、フリーランスは自分から仕事をとりにいくこともあり、勉強熱心な人が多いです。
そのため新しい技術やスキル、トレンドに敏感な人が多く最新の手法やデザインを取り入れられるのもメリットです。
デメリット
- リソースが限られる
- サービス範囲が広くない
- スキルレベルが様々
フリーランスは個人でプロジェクトを受けることがほとんどのため、時間や人的リソースが限られることから、大規模なプロジェクトなどを受注することは難しいです。
また、受注できるサービス範囲も広くないため、運用改善などは受けられないケースもあります。
フリーランスと一口に言っても、スキルレベルは異なるため、安かろう悪かろうになってしまうこともあります。
ただし、フリーランス選定ポイントをきちんと押さえておけば、失敗のリスクはぐーんと減らせますよ。
LP制作フリーランス選定のポイント
LP制作を依頼するときに押さえておきたいフリーランス選定のポイントはこちらです!
- ポートフォリオや過去の実績
- 評価やレビュー
- コミュニケーション能力
- 契約条件や対応力
それぞれの内容を詳しくお伝えします。
ポートフォリオや過去の実績
まず一番最初に確認していただきたいのが、ポートフォリオなどの過去の実績です。
フリーランスのスタイルや品質が、依頼するプロジェクトと合っているかは重要なポイントになります。
特にLP制作に関する実績や、関連する業界での作品があるかチェックしましょう。
評価やレビュー
クラウドソーシングサービスを利用する場合は、評価やレビューもしっかりチェックします。
実際にどんなレビューがあるかを確認することで、信頼性や作業品質をある程度判断できます。
SNSや個人サイトから依頼する場合でも、商品ページにクライアントの感想などが載っていることがあるので、チェックしましょう。
コミュニケーション能力
フリーランスへ依頼する場合、やりとりはその人と行うことになります。
そのため明確で効率的なコミュニケーションがとれるか確認しましょう。
初期のやりとりでレスポンスが極端に遅かったり、プロジェクトの理解度などを見極めます。
契約条件や対応力
提供されるサービスと料金のバランスが取れているか、支払い条件や修正条件などの契約条件についても考慮し、コストパフォーマンスを評価しましょう。
プロジェクトのタイムラインに沿って納品が可能か、緊急時の対応などについても確認しておくと安心です。
期待と実際の成果とのギャップを避けるために、事前に詳細な契約を結ぶことが重要になります。
成功するLP制作のポイント
LP制作を依頼する前に、どんなLPなら訪問者に購入してもらえるのかポイントを押さえておきましょう。
そうすることで依頼の際もスムーズですし、依頼先とのギャップも少なくなります。
成功するLP制作のポイントはこちらです。
- 明確な目標設定
- ユーザーの心をつかむデザイン
- 説得力のあるコンテンツ
- 効果的なCTA
それぞれ詳しくお伝えします。
明確な目標設定
まずはLPの目的を明確にします。
- 何よりもコンバージョン(成約率)を高めたい
- セールスデザインよりも世界観を表現したい
- 公式LINEからの導線を引きたい
- 競合のように特化した専門性を打ち出したい
どれも大切ですがあなたの運用状況や集客動線によって、LP制作で実現したい優先事項は変わってきます。
逆にいえば目的を明確にしておかないと、ぼんやりした内容のLPなったり、何が目的なのか見失いかねません。
制作するLPで最終的にどんな行動をしてほしいのかを考えます。
商品の販売、メルマガの登録、イベント参加申し込みなど、それによってLPの内容も変わってくるので初回相談の際にしっかりと決めましょう。
ターゲットの心をつかむデザイン
LPでは「3秒で離脱有無が決まる」と言われているほどファーストビュー(最初に目にはいる部分)が大切です。
そのため、一目で読者を惹きつけるようなデザインや画像、そしてCTA(Call to Action:行動喚起)設置などターゲットを一気に引き込んで、取りこぼしを防ぐ仕掛けが必要です。
トンマナ(トーン&マナー)といった全体の雰囲気や世界観の調和、ターゲットに合わせたフォント、伝えたいイメージに合わせた配色やテーマカラーを選ぶようにします。
例えば女性がターゲットの綺麗めなLPなら…
- カーニング(文字間隔)は多めに取り柔らかさを
- フォントは高級感をかもしだす、細くしなやかな明朝体
しっかりとデザインを勉強しているデザイナーなら、きちんとここまで考えてデザイン初稿をご提案できるはずです。
説得力のあるコンテンツ
LPでは何を提供し、どのような価値があるのかを読者へ明確に伝える必要があります。
コンバーションを上げるためには、さらにメリットやベネフィットを強調したコピーライティング(売れる文章)も大切です。
このLP安い!と思ってありがちなのが「文章は自分で考えてください」というスタンス…
実際やってみると分かるのですが、ご自身で文章を考えるのはブログやnoteなどの執筆経験があっても、かなり大変です。
私もLP文章サポートも行っていましたが、みなさま必ずといって良いほど筆が止まります。
ご自身の強みはどこなのか、競合他社比較した上で客観的に俯瞰して、文字に起こす。
この一連の作業が簡単に思えてとても難しいのです…!
セールスライティングに加えてレビューや口コミを追加すれば、第3者の目線も入り信頼度も上がるので、さらに説得力のあるLPにできます。
効果的なCTA
先ほど少し出てきたCTA(行動喚起)には、あえてテーマカラーとは別のアクセントカラーを使ったり、セールスライティングの技法の一つ「マイクロコピー」を使ったりします。
ちなみにマイクロコピーとはCTAの近くに添える、行動を促す言葉のことです!
マイクロコピーの一例は「今すぐダウンロードする」「無料で試す」など。
ユーザーにとっての魅力的な誘いを散りばめつつ、行動して欲しい方向へと促します。
LPOの書籍(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)には、マイクロコピーで売り上げが何倍にも上がったデータが掲載されているほどその威力は絶大です。
またユーザーが行動を起こしやすいように、できる限り手間は減らします。
- フォームはできる限りシンプルに
- CTAはターゲットが押したくなる箇所に都度配置
- ユーザーが迷わないよう選択肢は絞る
このようにCVを高めるためには、ユーザーの利便性を上げるとともにマーケティング知識も必要となってきます。
”売れる文章”で成約率の高いLP制作
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LPの目的に合った依頼先を選ぼう
今回はLP制作を依頼するときの相場についてお伝えしました。
LP制作費用は、LPの目的や制作範囲によって異なります。
どんなLPを制作したいのか、ライティングやコーディングまで依頼するのかにより、費用は大きく変わってきます。
予算を含め、自社のリソースでとこまで対応できるか検討しましょう!
LP制作でお困りのことがあれば、一度個別相談へお申し込みください。
「こんなことできるかな…?」「LPかHPどっちが向いてそう?」などのご相談も大歓迎です。
ご縁をいただけるのであれば、あなたに真摯に向き合いたい気持ちだけは、誰にも負けません!
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