サーバー・ドメインとは。ホームページ制作前に押さえておきたい基礎知識。

ホームページ制作前に押さえておきたい基礎知識

この記事ではホームページ制作(以下HP制作)前に押さえておきたい【サーバー・ドメイン】と、その取得方法まで網羅してご紹介します。

  • サーバーとかドメインってよくわからない
  • 失敗したら取り返しがつかなさそうで怖い
  • どうやって取得したら良いんだろう

サーバーやドメインを含めたHP管理系の手続きは難しく、お悩みは尽きないですよね。

そこで今回はサーバー、ドメインの基礎知識から取得方法まで、実際の写真を含めながら詳しくご説明してきます!

目次

サーバー・ドメインとは

まずサーバーとドメインの各言葉の定義について簡単にご説明します。

用語の定義

  • サーバーとは
    インターネット上で割り当てられた土地。Webサイトのデータを保管する場所としての役割がある。
  • ドメインとは
    インターネット上で割り当てられた住所。Webサイトの場所を示す役割がある。
  • WEBサイト(ホームページ)とは
    サーバー上に建つ家。

ドメイン、サーバー、ホームページ。この3つがそろって初めて、ホームページがインターネット上に公開されます。

サーバーについて

自分でサーバーを購入・設置しても良いのですが、サーバー本体を購入し、設定や運用、管理などをすべて自社で行うので大変です。

そのため「サーバーをレンタルする」方が一般的です。さらにサーバーには、以下の4つの種類があります。

サーバーの種類

  • 共有サーバー(1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有して利用するレンタルサーバーの一種)
  • 専用サーバー(1台の物理サーバーを他者と共有せず、1つの組織や個人が専有できるレンタルサーバーサービス=ランニングコストが高額)
  • 仮想専用サーバー(1台の物理サーバーを仮想化技術で分割し、それぞれのユーザーに専用の仮想サーバー環境を提供)
  • クラウドサーバー(インターネット経由で利用できる、仮想化されたサーバー)

色々種類がありますが、全種類の特徴まで詳しく説明すると混同を招くので……!

ここではホームページやLP制作であれば一般的には「共用サーバー」を選ぶケースが多いことだけ、覚えていただければ問題ないです。

(細かいお話をすると、独自ドメインのメールアドレスを使用する際は、共用サーバーの他の方がスパム認定されると自社のメールも迷惑メールに入る可能性があることはあります。

その場合は専用サーバーにプランを上げるケースもあります。)

インターネット上の土地=サーバーの種類について分かったところで、次はインターネット上の住所=ドメインとの関係について、押さえていきましょう!

ドメインとサーバーの関係

ドメイン(土地)とサーバー(住所)を紐づけると初めて、ホームページが表示されます。

たとえばMdesignのホームページのURLは「https://mdesign-wordpress.com/」です。

この「mdesign-wordpress.com」が「独自ドメイン」になります。

独自ドメインではなく、デフォルトの初期ドメインの場合は、サーバー会社が決めた英数字の羅列になります。

自分で好きなURLを選ぶ=独自ドメインです。

そこでご自身でサーバー・ドメインを取得する場合は、以下の3STEPが必要になります。

  • 「レンタルサーバーサービス」で、サーバー利用を申し込む
  • 「ドメイン取得サービス」で、独自ドメイン(自分が好きな英字のURL)を取得する
  • 「ドメイン取得サービス」と「レンタルサーバー」で、DNSの設定(連携設定)を行う
まめもち

でもドメインを取って、またレンタルサーバーも契約して…となると大変!

そのためM.designでは【エックスサーバー】で、ドメインとサーバーも併せて取得する方法をおすすめしています。

ちなみに当社でおすすめしている【エックスサーバー】ではお得なキャンペーンがあり、通常は料金が発生する独自ドメインの取得・更新料金が永年無料となります。

(※記事執筆時のキャンペーンのため、内容が変更となる可能性がありますことは、ご容赦くださいませ。)

ご参考:エックスサーバーのマニュアル「独自ドメイン永久無料特典」とは

まめもち

実際にこのM.designでもエックスサーバーを利用しています!

同じサーバーで最大4サイト運営した時期もありましたが、一番お手頃なスタンダードプランで、特に問題なく使えています。

エックスサーバー以外の選択肢は?

まめもち

ちなみにエックスサーバー以外のおすすめはないの?

エックスサーバー以外では以下の2サイトが有名です。

  • サーバー速度の速さが売りの【ConoHa WING】
  • 国内ドメインシェアNo.1No.1【お名前.com】
  • ランニングコストが安価な【さくらサーバー】

各会社の特徴を踏まえて、選ぶポイントを詳しく説明していきますね!

選ぶべきポイント

これから初めてドメインとサーバーを取得される方はランニングコストとWordPressの導入しやすさ、この2点を比較すると良いです。

まずWord Pressの導入しやすさですが、これは3社とも簡単に設定できる機能があります。

残る料金面ですが、その時のキャンペーンや契約期間によって多少料金は前後するものの、約800円〜1,000円、あまり大きな違いはありません。(12ヶ月プランで比較)

WEBサイト制作を通じて、色んなサーバーを使ってきましたが…お得さ・信頼度・対応・コストパフォーマンス、全ての面から総合して、私は【エックスサーバー】が一番おすすめです。

エックスサーバーを勧める理由

  • 20年以上の運営実績があり、大きな障害もほぼ無し
  • 国内シェアNo.1の実績もあるから安心
  • 他社も使用した中で、カスタマーサポートが速くて丁寧

特にハッキングがあったり、サーバートラブルがある時、問い合わせ時に各社の特徴が顕著になります。

競合他社も使いましたが、エックスサーバーは速ければ数時間、遅くとも1日内には納得する返答がいただけるので、安心できました。

エックスサーバーの契約手順

ここからはエックスサーバーの、ご契約手順から初期設定までをお伝えします。

まめもち

弊社のホームページ制作プランにより、手順が異なるのでご留意ください!

スタンダードプランの方

手順まとめ

  • サーバーの契約(当社代行)
  • お支払い設定
  • ドメインの契約(当社代行)
  • 契約したドメインをサーバーに設定(当社代行)
  • 独自SSL設定(セキュリティ対策・当社代行)
  • WordPressをサーバーにインストール(当社代行)
  • 最低限の設定をする(当社代行)

スタートアッププランの方は、基本的に当社が代行できる箇所は全て対応いたします!

そのため、対応が必要なのは「クレジットカードお支払い対応」のみです。

お支払い設定は、クレジットカード情報などが必要になるため、お客様ご自身にてご対応をいただく必要があります。

お手数をおかけいたしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

STEP
下記ボタンから、エックスサーバーの公式ホームページにアクセスする。
STEP
IDとパスワードを入力して、サーバーパネルにログインをする。

当社が代行取得した情報をお伝えしますので、コピー&ペーストの上ログインしてください。

エックスサーバーログイン画面
STEP
登録情報画面まで移動する

画面右上の3点リーダーを選択の上、『登録情報確認』をクリックします。

顧客情報確認
STEP
登録情報を確認する

当社にて代行入力した「登録情報」に間違いがないか、念のためご確認をお願いします。

登録情報確認

最終的にお客様のメールアドレスへ変更いたしますが、サーバーの一連の設定が終わるまでは、当社のメールアドレスにて対応させていただきます。

そのため、現段階ではメールアドレスのご確認は不要です。

STEP
ドメイン支払い画面へ移動する

『登録情報』に問題がなければ、トップページへ戻り、『サーバー』内の『料金支払い』画面に推移します。

ドメイン代金支払い方法選択
STEP
サーバーご契約期間を確認する

サーバーご契約期間を選択いただきます。ご契約期間についてはよくご相談いただくのですが

  • まずは12ヶ月にして様子を見る
  • 12ヶ月と36ヶ月の値段がそこまで変わらないので最長でご契約する

この2パターンが多いです。

まめもち

ドメインは自動更新にしておかないと、ある日突然ホームページが真っ青になることがあります!

何を隠そう実は過去の私がドメインの自動支払いを更新しておらず、ホームページが消えて真っ青になりました……。

そのため当社ではドメインの自動更新支払いをオンにしてお渡ししておりますが、ご不要の方は必ずお声掛けください!

ドメイン期間選択
STEP
お支払い情報を入力する

ご希望のお支払い情報をご入力いただいたら、対応完了です!

エックスサーバー支払い画面
STEP
当社に連絡する

大変お疲れ様でした!この後のワードプレス設置、ドメイン取得などは当社が引き続き承りますので、ご一報ご連絡をよろしくお願いいたします。

スタートアッププランの方

スタートアッププラン手順まとめ

  • サーバーの契約
  • ドメインの契約
  • 契約したドメインをサーバーに設定
  • 独自SSL設定(セキュリティ対策)
  • WordPressをサーバーにインストール
  • 最低限の設定をする
まめもち

私はすでに契約済みのため、一部写真が不足している部分はご容赦ください!

エックスサーバーを契約する

まずはサーバーを取得します。

まずはエックスサーバーのサーバー取得ページへアクセスします。

STEP
下記ボタンから、エックスサーバーの公式ホームページにアクセスする。
STEP
左の10日間無料お試し、新規お申込みをクリック。
エックスサーバー契約開始画面
STEP
申し込み情報の入力画面でプランを選択し、WordPressクイックスタートの「利用する」にチェックを入れる。
エックスサーバープラン選択

サーバーID

これはエックスサーバーのIDなので、ホームページのURLとは一切関係ありません。

自動表示されるため、特段変更は不要です。

プラン

3つのグレードがありますが、一般的なHP制作ならスタンダートプランで充分です。

私は2サイト、3ドメイン所有していますが困ったことはありません!

万が一物足りなければ途中で変更も可能です。

取次店コード

何かお困りの際に当社も状況を把握できるため、必ず「XAYB26」が入力されたことを確認の上、次の画面へ進めてください。

STEP
上記のようなポップアップ画面が出るので、「確認しました」をクリックします
注意喚起画面
STEP
サーバー契約期間と取得ドメイン名を入力。
ドメイン名入力画面

ドメイン名

ドメイン名はSEO対策(Googleで上位表示を狙う上)で業種や会社名が入っている方が良いです。

パース制作なら⚪︎⚪︎persと入れたり、会社名を英語表記にして入れるイメージです。

ドメインの末尾

「.com」
「.net」
「.jp」
と末尾が色々あるのでどれを選ぶか悩むところですが、正直あまり大差はありません。

「.com」が最もメジャーなので、私もいつも「.com」を使用しています。

WordPress情報を入力

次に、WordPressの情報を入力していきます。

ワードプレス情報入力
  • ブログ名=HPのサイト名(後から変更も可能)
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス

を入力して、下へスクロールします。

テーマはSWELLを選択、子テーマをインストールにチェックを入れて、「Xserverアカウント登録へ進む」をクリックします。

SWELLを選択

エックスサーバーアカウントの登録、支払い方法の設定

個人情報入力画面
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 登録区分
  • 名前
  • 住所
  • 電話番号

全ての必須項目を入力していきます。

インフォメーションメールのチェックは、外して問題ありません!

次はお支払い方法の入力画面に移ります。

支払い方法入力画面

お支払い方法の情報を入力して、【「WordPressテーマ利用規約」「サービス利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する】にチェックを入れたら、「次へ進む」をクリックします。

メール認証、SMS・電話番号認証

登録したE-mailアドレス宛に確認コードが送信されるので、確認コードを入力して、「次へ進む」をクリックします。

まめもち

ここからが私の方でメールが残っておらず、画像が添付できず申し訳ありません…!

登録したE-mailアドレスに送られてきた確認コードを入力して、「次へ進む」をクリックします。

入力内容の確認画面が表示されるので、問題がなければ「SMS・電話認証へ進む」をクリックします。

電話番号を入力し、

  • テキストメッセージで取得(SMS)
  • 自動音声通話で取得

のいずれかの認証方法を選択します。

そして、「認証コードを取得する」をクリックします。

送られてきた認証コードを入力し、「認証して申し込みを完了する」をクリックします。

これで、エックスサーバーでのWordPressブログの開設は完了です!

まめもち

長い間、設定本当にお疲れ様でした!!

画面を閉じるとエックスサーバーの管理画面が表示されます。

上手く表示されない場合、エックスサーバーアカウントへのログインはこちら

30分〜1時間後に(しばらくお時間がかかります)取得したドメイン(例:https://〇〇〇.com)にアクセスすると、契約したサイトが表示されます。

セキュリティ対策としてご確認いただきたい箇所

ワードプレスの購入と設定が終わったら、必ずご確認いただきたいのが「SSL化がONになっているか」です。

SSL(Secure Sockets Layer)とは個人情報やクレジットカード番号などの重要データをランダムな文字列に暗号化し、第三者からの盗み見やデータ改ざん・なりすましを防ぎます。

この設定がONになっていないと、せっかくのHPが乗っ取らレテしまったケースもありますので、必ずご確認をお願いします。

STEP
サーバーパネルからSSL設定をクリック。
STEP
該当のドメインを選択
該当サーバーを選択
STEP
ONになっているか確認。

SSL設定がONになっていれば問題ありません!

万が一OFFの場合は、右側の「変更」ボタンからご変更ください。

SSL成功有無を確認

WordPress(ワードプレス)へのログイン方法

WordPressへの管理画面へは、「自分のサイトアドレス/wp-admin」でアクセスできます。

ログイン画面で、

  • ユーザー名
  • パスワード

を入力し、「ログイン」をクリックすると、管理画面へアクセスできます。

終わりに

まめもち

ここまで本当に本当にお疲れ様でした!

サーバードメイン周りはご不安なことやご不明な点が多いと思いますので、お気づきの点は気軽にご相談ください!

\取次店コード「XAYB26」を入力!/

目次